テニスにおける収益分散とは

ブックメーカーには、その対象としているスポーツが数多くありますが、その中の1つにテニスがあります。

ブックメーカーでは、サッカーを始めとしてチームによるゲームに対してのオッズが広く知られていますが、個人同士のゲームとなるテニスに関してもオッズがあり、ここでは、単純なものとしては2択によって勝敗を予想するトゥウィンマッチと呼ばれるものや、セット数が何対何で試合が終わるのかを予想するセットベッティングなどの賭け方があります。

ブックメーカーの賭け方のテクニックの1つに、2つのオッズに賭けるアービトラージ、いわゆる鞘取りによる方法がありますが、テニスにおいては戦略として片賭けと呼ばれる手法が用いられることがあります。

ここでの方法は収益分散により、最終的には利益を得る内容となり個人競技ならではのテクニックの1つになっています。個人競技の場合には、試合結果は前評判通りの結果になりやすく、そのために予想オッズは圧倒的に低い方にくる確率が高くなります。

ここでは条件に合ったオッズを狙い続けることで少しづつ利益を確保する内容となっています。例えば、10,000ドルの予算で平均1.10倍のオッズに100ドルで100回賭けた場合に、90回の勝ちでは9,900ドルとなり10,000ドルを下回ることになってしまいますが、91回の勝ちでは10,010ドルとなるために利益を出すことができるようになります。

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